復原間近の東京駅丸の内駅舎
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2012.10.15 東京駅丸の内駅舎の復原工事が10月1日に完成しましたが、4月に撮った復原間近の様子を紹介します。
全ての画像は画像をクリックすると拡大します。(最初の写真は継ぎ接ぎの合成写真なので歪んでます。)
銅葺きの部分が自然に緑青で緑色に覆われるまでには20年くらい掛かるそうです。
屋根の大部分(黒いところ)はスレート葺です。
このスレート材は殆どが宮城県は登米産の天然スレートが使われていたそうで、復原に際しては石巻の業者がスレートを外して地元に送り、再利用できると判断されたス
レートの汚れを落とし終わったものから送り返すといった作業をしているさなかにあの大津波に遭い、新品の雄勝産スレートを含む6万4千枚が流されてしまったそうです。
奇跡的に4万5千枚が回収されましたが塩害の心配もあり、一時は不足分をスペイン産のスレートに代えられることが決まりましたが、震災復興のシンボルになるというこ
とで、最終的には回収された4万5千枚のうちの4万枚が洗浄されて使われたとのことです。
復原には45万7千枚ものスレートが必要で、不足分ははスペイン産が使われたそうです。
丸ビル4階のテラスから撮りました。
こちらは新丸ビル7階のテラスから。皇居側の眺めも素敵です。
この辺りに国産材のスレートが使われているらしいです。
これより先は新丸ビル,丸ビル,道路上がごちゃ混ぜです。
中央から北方面 北ドームの向かい側には新丸ビルがあります。(南ドームの向かい側は丸ビルです。)
北端の塔
北切妻部の塔
北ドーム
中央部
向かい側は行幸通りが皇居の和田倉門まで続いています。(正式名称は「東京都道404号皇居前東京停車場線」だそうです。)
中央から南方面
南切妻部
切妻屋根にはまだスレートが乗っていないようです。
南ドーム
ここには時計が入りますが、まだ4月28日の時点では養生テープが貼られています。
読売新聞で8月22日に文字盤の数字を洋数字から開業当時のローマ数字に変更された時計が設置されたという記事を読みました。
直径約1.4mだそうです。
南ウイング部(南ドームから先は北側よりも70mくらい長く八重洲側に折れ曲がってのびています。この部分を南ウイングと呼ぶみたいです。)
南端
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