千両箱型パルス幅変調式制御器
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'22.08.30 千両箱型パルス幅変調式制御器(工事中)


 桐箪笥型七連式PWM制御器がでかすぎて使いにくいので2chの制御器を作りました。  

  ケースはネットで得たca_mpsさんのダイソーのウッドボックスを2個使用してフタを外して本体を重ね合わせて作る「調味料入れ」を参考にさせて頂きました。
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(ミニチキンヘッドのツマミが1個しかなくて右上のボリュームツマミだけ違うのが付いてます。)

 ca_mpsさんの作品はダイソーの「ウッドボックス(クリア蓋付・ロック付)No.52」だろうと思いますが、入手出来ず諦めかけていたときにセリアで「インテリアウッドコレクションケース」を発見、 サイズも19x14x5と同じで見た目もそっくり、同じ製造元かと思いましたが、このボックスは閉じたときに蝶番が隠れるように取り付けてあり 、蝶番を折り畳んだ状態の厚さぶん取り付け部が切り欠かれていて、そのままでは見栄えが悪いどころか正常に取り付けられません。
この辺がセリアさんのインテリア小物へのこだわりでしょうか?w
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蝶番を広げた状態(板厚)の深さの切り欠きなら問題無かったのっですが...
ですので、片方の本体の切り欠きを今回は使用しないフタから切り出して埋めることにしました。
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幸いにもメチャ柔らかい材料なのでカッターナイフなどでも簡単に刻めて作業自体は楽でした。
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桐箪笥型七連式PWM制御器は無塗装で透明ニスすら塗らなかったので、黄ばみや汚れが目立ってきました。
なので、今回はかなり前に買った100円ショップの水性ニスで塗りました。
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メイプル1色で塗るつもりでしたが足りなそうだったので余ってたマホガニー色と交互に薄く4〜5回重ね塗りしたら古い千両箱風に。(笑)
桐箪笥型七連式PWM制御器同様に超柔らか素材なので保護金具を付けたらさらに千両箱っぽくなりました。
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留金具もそれらしい物に付け替えてみましたが、プラスねじが台無しにしてますね、ここは真鍮の丸頭釘を使いたいところです。
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左下のスイッチは電源スイッチです。その上のランプはパイロットランプで電源スイッチを投入すると点灯します。
上の小さいツマミは振幅(電圧)調節用のボリュームです。
下の大きいツマミがデューティー比調節ボリュームです。
その間にある小さいトグルスイッチは進行方向の切換用です。
各チャンネル、トミックスとカトーのコネクタをパラに出力してます。
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機能については、殆ど桐箪笥型七連式PWM制御器と同じです。
チャンネル数を2chに減らし、PICからのパルス出力を視覚的に確認できるようにLEDを追加しました。(LED調光の原理です、最近はLチカと言うのかな?)
あと上でも触れましたが、出力コネクタを各々カトー&トミックスのフィーダー接続用コネクタに変更しました。
回路的にはモータードライバをTA8440HQからTA7291Aに変更(それに伴う変更)しました。
CPUはソフトを含め無変更です。 回路図(GIF) 回路図(PDF) HEXファイル
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ロジック用5V電源はTDKラムダのRWS50B-5/秋月電子さん通販コード:M-09086(5V/10A=50W)を使いました。
10Aも必要ないのですが、昨今の半導体不足で電源も入手困難らしく、秋月電子さんの在庫はこれが最低電力でした。
DC-DCコンバータは秋月電子さんのAE-TPS61088/通販コード:K-14566(入力:2.7〜12V 出力:4.7〜12.6V 出力電流:最大10A)です。
5V入力・12V出力だと最大出力電流は特性グラフから見て3.8Aくらいでしょうか?
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丁度良さそうなヒートシンクの買い置きがあったので付けようと思いましたが、TA7291の放熱部が2mmほどオフセットしててそのままでは付けられません……
2mm厚のアルミ板が見つかるまでお預けです。
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